良いところはどんどん真似する

宮脇 伸二

2010年05月22日 11:16




私は仕事において真似することが大好きです。

全くポリシーないようですが。


すでにうまくいっている事例があれば

その通りにやってみて

それから徐々にオリジナル部分をつけていけば良いと考えています。


営業力の基礎を身につけたコンサル会社時代は

ずっと上司の真似をしてきました。


口調や話す内容も似てきて

ついに、ある人からは「雰囲気や後ろ姿まで似てる」と言われたことがあります(笑)。


私の持論ですが、たいていのことは先例があります。

ですから、一生懸命に考えたって、どうせ似たような内容になってしまうのです。


頭脳を最大限に駆使したいのであれば

先例があるものは真似して

残りの部分に頭を使った方が良いと思うのです。


九州プロレスさんとタッグを組んで提供している「プロレス体験型営業研修」。

昨日も番組制作会社から問い合わせがありましたが

色々な方から「よく思いつきますね、その発想力に脱帽です」などと褒められますが

これなんかも完全にパクリですからね。


管理栄養士とお弁当屋さんが組んでスポーツ弁当を開発し爆発的に売れた事例を聞きました。

いわゆる企業連携です。

それを真似しただけです。

全くの異業種が連携して新しい価値を生めないかを考えただけです。


ちょっと意味は違いますが

マーケティング用語で「創造的模倣戦略」という言葉がありますが

創造も模倣から生まれることがあるということです。